地域包括ケア研修会

テーマ：日常の療養支援における看看連携体制構築のプロセスを学ぶ
　　　　　～外来機能報告制度の前に外来看護の役割を考える～
講演：「地域で”暮らす”そして”生ききる”に伴走する看護」
　　　　　～病院機能に連動した外来看護、療養支援～
　　　　　　講師　在宅ケア移行支援研究所　宇都宮 宏子 先生
報告①：「継続看護を担う外来看護の実際」～滋賀医科大学医学部附属病院での取り組み
　　　　　　講師　滋賀医科大学医学部附属病院 患者支援センター　松田 奈美子 氏
報告②：「かかりつけ医機能も併せ持つ当院での療養支援における看看連携体制」
　　　　　　講師　公益財団法人 豊郷病院　古川みどり 氏

参加者数：71名（オンライン参加含む）

　3月予定の地域包括ケア研修会をコロナ感染拡大のため遅れて開催しました。ハイブリッドとし、参加者71名中、集合での参加者は59名、久しぶりのグループワークでの意見交換も活発に行われました。参加者の7割は、中間管理職以上であり自己啓発のための参加でした。地域包括ケアの視点で外来看護の役割を考えるため、宇都宮宏子先生を講師としてお迎えしました。「地域で“暮らす”そして“生ききる”に伴走する看護」というテーマでの講演後、「高機機能の外来」をもつ滋賀医大付属病院と「かかりつけ医機能」をもつ豊郷病院から事例報告をしていただきました。その後、グループでの意見交換後、宇都宮先生よりアドバイスをいただき、参加者は、自施設の外来の役割を考えつつ今後の取り組みについて具体的なイメージをもつことに繋がりました。アンケートでは、グルーワークでの情報交換や意見交換に刺激された、患者さんの暮らしを意識しながら外来看護や継続看護の重要性について学ぶことができたという意見が多く書かれていました。

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